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半月 分解組手
型の考察
糸洲十訓では「鍛錬用の型」と「用法の型」を分けてありますが、この型は鍛錬用の型と分類されます。
那覇手にもセーサン(十三)という型があり、大まかにほぼ同じ型と推測されるようです。
元々那覇手の型と思われますし、内容的にも那覇手的な動作という感じを受けます。
セイシャン立ちは、サンチン立ちの歩幅を広く取った形をしています。
鍛錬用の型は、ナイハンチ(鉄騎)が有名ですが、この型も基本技の鍛錬としては有効だと思います。
技の構成も、ナイハンチのように左右対称に作られています¡
原音の十三(セイシャン)という数字にあるように、13の技から構成されています。
空手で使用する基本技の70%は入っています。
内受け+逆突き 3回
羽交い絞め外し 1回
交差受け 3回
内受け+二連突き 3回
内受け+前蹴り+二連突き+揚受け 2回
煽り蹴り+逆突き 1回
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計 13
習得する技のテーマは、
1:確実な受け二段受け
2:掴み手交差受け
3:強い突き落下による突き
4:蹴りの習得前蹴り、煽り蹴り
5:羽交い絞め外し
表演型による「ゆっくり」した演武
この型は「ゆっくり演武」するのが一般的な演武方法ですが、この「ゆっくり」の意味は一体何なのでしょうか。
ゆっくり動くとは、確認をしながら行うという解釈でよいでしょう。
よく「呼吸と合わせてゆっくり行う」と言われていますが、どのような意味なのでしょうか。
まず、「呼吸と合わせる」とは「呼吸」と何を合わせるのかというと、「動作」を合わせる事を言います。
一般的には「引く、下げる」動作のときに「吸い」、「押す、上げる」動作のときに吐くのが原則です。
具体的に言えば、内受けの時に吸い、突きの時に吐きます
重要な点は、「呼吸と動作の速度を一致させる」ことです。
また、「呼吸と動作の一致」が出来たなら、次は「意識との一致」です。意識との一致とは、筋肉の必要な部分への意識の集中のことです。言い換えれば、正しい動作による無駄な力が抜けた動きを意識するということです。
特に突きを行うときに、上腕の屈筋に力が入らないように注意します。これは、威力を養う上で重要な項目です。
さらに、重心の移動の時に、拇指球で立ち、肩の力を抜き、姿勢を正して、意識によって「丹田に中心が納まる」ようにします。
この「呼吸と意識と中心の一致」により正しい動き、居着かない動きを練習します。
表演型では、以上のことを練習する為に、ゆっくりと「呼吸と意識と中心の一致」を確認しながら演武するのです。
臨闘型による「素早い」演武
臨闘型では、表演型で行った動作をブロックごとに一拍子で行います。早く動作をする為には、余分な力が入っていれば動けません。
また、広いスタンスでも早く動くことはできません。
呼吸は繋ぎの動作の時に吸い、技を一拍子で行うときに吐ようにします。
具体的な例を挙げれば、脱力による落下の重心移動を行いながら「内受け+逆突き」を一拍子で行います。
表演型で習得した「呼吸と意識と中心の一致」を一拍子で行うことにより、「二段受け+掴み」と「突き蹴りの威力の養成」を習得します。
このように、表演型をさらに臨闘型で磨きをかけてゆき、約束組手等の対練でコツを体得していくことになります。
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